対象者の目標食塩摂取量や食生活に合わせて、減塩と食事バランスを兼ねそなえたオリジナルの食事パターンを作ってみましょう。
最初は、普段食べている主食を知ること。主食が決まれば、主食の食塩量と、付随するおかずの食塩量を考えます。
この計算式を用いると、患者さんが希望する食事頻度を入力すると指導する事が可能です。
ここでは、一日の食塩量を7g未満にする食事パターンを4つご紹介します。
・パン:パンはすでに塩が入っているので、塩辛いトッピングをしない。
・主菜:主菜の1皿の食塩量は平均1.5g → これを1.2gに減塩。調味料の使い方を注意します。
・副菜:品数は多くてもいいのですが、皿数に関わらず、食塩量は合計0.6gにします。
・漬物:食塩量が平均0.6g → これを0.4g(2/3量)にします。
・汁物:食塩量が平均1.5g → これを1.0g(2/3量)にします。
・ラーメン・めん類は汁を残します。
・それ以外は減塩しないでOKです。食べる頻度で調整します。