「和食」と「日本食」は違うの?
ユネスコに登録されている「和食」は、ここの料理ではなく、日本人の伝統的な食文化を象徴する言葉としての「和食」です。
すなわち、「健康的な食生活を支える栄養バランス」として、理想的な栄養バランスが取れた日本の食事スタイルを指しています。
和食は「飯、汁、菜、漬物」の組み合わせを基本とし、従来の伝統的な食事に肉類や乳類が加わった多様な食材を利用した「ー汁三菜」が広く認識されています。
ユネスコ無形文化遺産「和食」
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
出典:農林水産省(→詳しくは「減塩の基本情報」のセクションをご覧ください)
どちらも大切な食事指導ですが、現在の日本の食生活では、両方の大切な要素が相容れないのです。
患者さんの体を守るためには、どんな食事指導をしたら良いのでしょうか。
また指導者自身も、どのように自分の体を守っていけばいいのでしょうか。
→次のセッション以降もご覧ください